全国のニュースで「富士山の御山開き」について報道されていましたが…
実は!四国でも西日本最高峰の石鎚山の石鎚神社頂上社のある弥山(みせん・標高1,974メートル)、は、愛媛県の西条市と久万高原町の境界にあります。
日本百名山、日本百景、日本七霊山のひとつとされ、石鎚山脈の中心的な山であり、国定公園にも指定されていて、高知側の土小屋遥拝殿そばにはモンベルショップもでき、今では多くの登山客に親しまれている場所になっています。
そして、毎年、7月1日~10日の10日間限定で、石鎚神社の御山開き大祭が開かれていて、今年もまさに!山開きの時期がやってきました。
この時期は、全国から登拝者が、全国各地より数万人を数えるそうです。白装束を纏った人は、御神像を頂上社に運んで行く光景が見られます。関西から九州まで、白装束に各々の地域の名前が書かれているため「どこからきたの?」という会話が聞こえてくる交流もあります。
モンベルの登山の格好をされている人たちも年々増えており、登山のしやすい場所として愛好家たちの憩いの場所になっているのでしょうね。
石鎚神社について
石鎚山は、主に愛媛県側と高知県側と両方から山に登ることができます。
高知に住む私たちは、高知側の土小屋遥拝殿からの登山がおススメです!1,500m付近までは車で上がることができますし、モンベルショップもできていて、登山後に休憩するにもいい場所になっております。
高知側の土小屋遥拝殿から頂上社までは、参考タイムですが、徒歩でおおよそ2時間程度で、全国の山登り好きの方から、登山初心者の方まで、登り易い登山道として整備がされており、
富士山ほどの入山規制もなく、外国人の方もよく見かけるようになってきました。
但し、軽装ではなく、登山用の靴、登山用の服装、十分な水分、など…山登りの最低限の装備は必要です。
最後の難関として、有名な「鎖場」があります。御山開きの期間は、白装束を纏った御神事の方々が優先となりますので、気軽に登山を楽しみたい方は、迂回の階段ルートで頂上を目指されてください。
写真だけでは味わえない感動と達成感を皆様にも共有して頂ければと思います。

登山が好きな方は、御山開きの富士山もいいですが、西日本最高峰の石鎚山を、高知から目指して登ってみられませんか?
登山は、2泊3日くらいの行程がおススメです。高知に移動してきて1泊して、2日目の早朝に土小屋遥拝殿へと移動をし、その日は高知でゆっくり泊まって身体を癒して、3日に高知を観光してお帰りいただくと、ちょうどいい時間を過ごすことができると思います。
高知のグルメも堪能して、アクティヴィティで登山をして、観光まで楽しむ!!
梅雨が明けたら?高知に行ってみる一石三鳥の登山ツアーのご提案でした。